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オンライン小説ランキングを旅して ちょっと小休止

 この前、テレビで興味深いテーマで現在の本の販売状況を放映していました。
 〔ランキング依存の読者〕
 たぶん、こんなテーマだった気がします。
 これが、いま書いているブログの内容とリンクして、非常に興味深く眺めておりました。
 内容は、無料のオンライン小説ではなく、出版業界全体の傾向として「ランキング依存」という現象が起こっているというのです。
 概要は以下。

 最近の読者において、「本を選ぶ」ためにもっとも必要とする情報がインターネットや雑誌などで紹介される「売り上げランキング」だといいいます。多くの読者が本を選ぶときに趣味嗜好よりもランキングを重視するのであります。
 そこに存在するのは「売れているのならハズレはないだろう」という心理。放映でもアンケートをとっていましたが、多くの読者がランキングに登場する書簡を買い求め、多くの書店でも店内の一角にランキングコーナーを設けており、購読者はそのコーナーに群がるといいいます。
 売れている本しか売れないというなんだか矛盾した傾向。じゃあ、最初に売れていない小説を目に付けて買う人は誰なんだ? などと卵が先か鶏が先か、そんな思考の迷宮に落ち入ってしまいます。
 それでは、そんな本の買い方をするのはどんな人たちなのでしょうか。
 年間に読書数1?3程度の人で、書店にほとんど立ち寄らない人たちだとか。
 年間に読書数10冊とか20冊買う人たちは、そのほとんどの人は頻繁に書店に立ち寄り、自分の好みに合った本を購入するといいます。

 榎橘は完全に後者であります。ランキングなどには目もくれず、自分の趣味嗜好のみ重点を置いて本を選ぶため、新書、平積み、ランキングなど余裕で無視であります。気にしたことも注目したこともありません。それはそれで多少特異でしょうし、そんな人ばかりだと出版業界は困ってしまうでしょうが、子供の頃からそんな買い方をするのですっかり習慣づいています。


 さて、最近の読者の傾向はとりあえず脇において、ちょっと販売側に視線を転じてみますと、最近の出版社の倒産、民事再生などの相次ぐ出版業界の低迷状態の中で、中小書店も相次いで閉店しているといいます。
 それだけ本が売れない。そんな出版界の不況が続いています。

 興味深かったのが、売り上げの減少に対して出版点数が倍増しているという事実。ようするに出版される本の種類が恐ろしく増えているのです。
 本が売れないのに、なぜ出版点数が増大するのか。不思議ですよね。矛盾しているように聞こえますよね。榎橘も同様です。それについて丁重な解説があったので書いておきます。

 本が売れないということは、書店に並ぶ本は出版社側に返却されるということになる。返却されるということは、再び本を書店に並べてもらうために新しい本を提供しなければならない。新しい小説を提供しなければ、そのスペースは他の出版社に取られてしまうからです。
「本が売れない」のが業界の現状なのだから、当然長く書店に置かれる本は減少し、出版社側はもっと沢山の新しい本を産み出して、書店に提供しなければならない。
 こうして回転率が上がります。
 売れなければ早々に引っ込め、新しい作品を書店に並べる。売れるものは長く並ぶが、売れないのだから返却などということを反復しているせいで、出版社は多くの本を必要とし、結果、多少質の落ちる書物でも出版してしまうという悪循環が起きているというのです。
 出版したいと考えている多くの作家志望者においてこの現状、チャンスと取るべきか、社会現象に飲み込まれる被害を避けるために敬遠すべきか。
 微妙なところです。出版は慎重に考えたほうが良いと思うのです。ランキング依存という社会現象に飲み込まれ、素晴らしい良作が注目もされず埋もれてしまう今の現状で、安易に出版するのは如何なものか。

 ここでオンライン小説の検索サイトに立ち戻り、考察を続けてみましょう。
 前のブログでも前述したように、人気のあるジャンルであればあるほどカテゴライズは詳細化されて、趣味嗜好にあった作品に出会えるようになっています。これは素晴らしいシステムに思えるし、出版業界も見習うべきではないのでしょうか。
 一瞬、そう思いました。でもですね、この(言葉は悪いですが安直な)システムが、出版業界にも適合されたとして(されようとしている気もしますが)、これでは読書における冒険要素が喪失されてしまう懸念がある。ラブストーリーが好きな人は、ラブストーリーのランキングを参照し、そこだけを買う。ジャンルによる偏りは新しい才能の誕生を妨げる足かせにしかならないのではないのでしょうか。
 注目作品が分からず、出版社側の判断した良作が書店に並ぶ過去の時代。これはこれで書簡の背表紙に書かれた紹介文のみで買ってみるという冒険があった。新しい世界に思わず触れることのできる契機でした。
 読者のニーズばかりにこたえて、必要とされる書簡だけ販売していたのでは新しい世界は開かれないと思うのです。

 ジレンマの起こる現象ですが、解決策は放映でも明確な方法は提示されていませんでした。
 古きよき風習を残しながら、新しいものに改良していく。
 この「改良」ということにおいて、日本人は特異な才能があったはずです。
 出版業界には頑張って欲しいものです。

 はい、解決策についてひとつ提案。
 出版社が発行している文学雑誌があるじゃないですか。
 あれって、沢山の作家のさまざまなジャンルや才能に触れることが出来るものなのに、どうしてあんなに地味なのでしょうか。
 文学雑誌をもっと改良して、ハデハデにして(ハデハデどうかと思いますが)、ひろく注目されるように改良できないものでしょうか。
 せめて他のファッション雑誌くらいの大きさにして、棚に表紙を向けて立てかけてもらえるような雑誌に出来ないでしょうか。
 むりか!?


 次からは出版業界などという大きくて高尚な話題はやめにして、榎橘のサイトのアクセス数アップについて、もっと深く考察していきましょうか。

 長々と講釈を聞いていただいてありがとうございました。
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